ケミカル断ち直後の乾燥感について
こんにちは。加藤ひとみです。
6月に入り、湿度が高くなってきましたね。
こちらの「肌バリアを育てるブログ」では、美肌を育むをテーマに、様々な情報をお伝えしてまいります。
今日はケミカル断ち直後の肌荒れの解消方法についてお伝えしたいと思います。
ケミカル断ちとは、肌バリアを壊す2大成分
「合成界面活性剤」
「合成ポリマー」
を肌に一切与えないお手入れのことです。
しかし、今までケミカルな化粧品を長年使っていた人が、ケミカル断ちをすると、ひどい乾燥感に悩まされることがあります。
これはある意味、肌が自ら美しくなろうとする力が、引き出される前の、リバウンドのような状態です。
しかし、長くて半年、通常3カ月すると乾燥感は無くなり、、それと同時に、今まで見たことがないくらい肌のキメが揃い、肌のくすみもとれ美肌になります。
美肌になったというより、バストやお尻のような、本来の美しいお肌に戻る、ということですね(^^)
元はきめ細かい肌なのに、それを徐々に荒れた肌にしていく(見た目は合成ポリマーのお蔭で潤いを保っているように見えている)のが、合成界面活性剤の怖さです。
ここからは少し長くなるので、お時間がある時にお読み頂ければと思います。
なぜ、合成界面活性剤が肌のバリアを壊して肌を汚くしていくのか?ケミカル断ちをすると肌が美しく整うのか?について詳しく書いています。
また、記事の後半には、、UVベースの意外?な使い方や、UVベールスノーパウダーの進捗状況、
検査機関で紫外線防止数値が出たことなどご報告していますので
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
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◆美肌にケミカル断ちが必要なわけ
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美しい肌をこれからも守る抜くためには「ケミカル断ち」が重要であることは何度もお話していますが、「え?ケミカル断ちってなに?」という方のために、またすでにご存じの方にも「ケミカル断ち=美肌」について、分かりやすくご説明します。
化粧品成分の中で特に問題となるのが、「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」です。
この2つが、肌の自ら美しくなろうとする力、自然治癒力を奪ってしまうのです。
普段のお手入れ品から合成界面活性剤と合成ポリマーを排除すると、肌のバリアを壊さないため、水分をしっかりキープできる丈夫な肌になれます。
ケミカル断ちとは、肌のバリアを壊さない手入れのことです。普段のお手入れに何を使うかはとても重要。そこを理解していないと、知らず知らずの間にたるみやすい肌をつくっています。
<合成界面活性剤が肌バリアを壊している>
化粧品に配合されている合成界面活性剤は、肌バリアを壊し、乾燥を招きます。これが目の下のたるみやほうれい線を促進している可能性があります。
合成界面活性剤を化粧品に配合する主な目的には、肌の汚れ(メイクなど)を落とす用途と、有効成分を肌の中に入れ込む用途、この2つがあります。
しかしこの作用が、肌バリアを壊しているのです。
●合成界面活性剤が肌バリアを壊す理由
合成界面活性剤には乳化作用があります。この作用が肌のバリアを壊す原因です。
では、なぜ合成界面活性剤は皮膚に悪い影響を与えるのでしょうか?
界面活性とは界面(物質の境の面のこと)の性質を変化させること。
構造としては、1つの分子の中に、水になじむ親水性と、油になじむ親油性を持ち、水と油のように本来は混ざらないものを混合させる働きをします。
しかし、この乳化作用がバリアの機能を担っている角質層の細胞間脂質や皮脂膜を溶かしてしまいます。
確かに、合成界面活性剤を使えば、水だけでは落ちない油性の汚れも落とすことができるでしょう。
細胞間脂質の結合をゆるめれば、、角質層に穴があき、有効成分を浸透させることができます。水や成分が入りやすくなるため、一時的にはしっとりします。
しかし、肌を自ら守る保護機能が壊されて、角質細胞の隙間から肌内部の水分が逃げていきます。表面はしっとりとしていても肌内部は乾燥している状態になります。
●一時的な乾燥感
このような肌バリアが壊れた状態でケミカル断ちをすると、合成界面活性剤で穴が開いているので、どんどんと水分が出ていきます。
それが、ケミカル断ち直後の肌の乾燥感です。
肌バリアが整って、肌の穴がふさがって、自ら水分をたっぷりため込める肌になるためには、少し時間がかかります。
でも、必ず乾燥感がなくなる時がきます。それまでの辛抱で、その後は本当に肌状態がよくなってきます。
セリフはケミカル断ちして肌バリアを整え、自然治癒力を高めるだけでなく、センチペダクンニンガミーエキスが積極的に肌を修復する作用を持つ機能性無添加コスメです。
すでに、センチペダクンニンガミーのパワーを実感している方も多く、今までの無添加コスメとの違いを感じて頂いているようです。
主な使用感として、
・朝起きて洗顔するときの手触りがつるっとしている
・クリームで仕上げた肌に守られている密着感がある
・日中の乾燥感が全くない(ただしケミカル断ち直後は乾燥する場合があります)
・肌にツヤが出てきた
・赤ら顔がかなり改善した
・キメがふっくらして揃い、毛穴が目立たなくなった
・肌のくすみが取れて肌色が明るくなった
などなど、まだ初めて使用してからそれほど時間がたっていないにかかわらず、多くの嬉しいご報告を頂いています。
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◆UVプロテクターベースエッセンスのしっとり感について
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「UVプロテクターベースエッセンス」は2層式になっているので、必ずご使用前によく振ってくださいませ。
あまりふらずに使うと、上の方の油分が多い部分が先に出てしまいますので、しっかりとエッセンスを振ってからお顔に伸ばしてくださいね。
UVベースは、乾燥がもっとも紫外線を侵入させる元となることを考え保湿力を高めています。
もしこれからの季節、べたつきを感じる場合は、お顔に伸ばしたあとにテッシュを一枚肌に当てて、余分な油分を吸い取ってから、ファンデーションをぬってください。
でもとれるのは、油分だけですので紫外線防止効果は変わりません。ご安心ください。
その後、パウダーで押さえて頂いたら、肌の内部はしっとりしているのに、表面はさらっと仕上がります。
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◆UVベールスノーパウダーのSPF値が出ました
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晩秋から「UVベールスノーパウダー」が
新しくラインに加わるのですが
先日、検査機関からUV測定値の結果の報告がまいりました。
なんと、SPF75でした!
しかし、日本ではこの数字は出せなくて、上限値のSPF50の表示しかできないのです。
紫外線吸収剤がまったく配合されていないのに、この数字は正直驚きました。
私はパウダー系を付けると乾燥する方なのですが、これはまったく乾燥感がなく、肌がずっとしっとりします。
また、秋にかけて、しっとりタイプのクリーミィタッチUVファンデーションが出ます。
秋から冬も絶対紫外線対策は必要ですからね。
こちらもUV値にはこだわっています。
(今、数値測定の検査機関に出しています)
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◆手の甲が乾燥しやすい人へアイデア
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どんなハンドクリームを使っても手が乾燥する!
という方は多いと思います。
私もそういうタイプですが、先日、セリフのUVプロテクターベースエッセンスを手の甲に塗ったところ、なんと夕方までしっとり感が続き驚きました。
色々ハンドクリームを使ってきましたが、これだけ長く保湿されたのは初めてです。
手の甲につける時はちょっとコツがあります。(すでにされている人もいるかもしれませんが)
1、右か左、どちらかの手の甲に、直接UVベースを出す。
↓
2、反対の手の甲どうしをスリスリして両方の手の甲全体に伸ばす。
これだけです!
●セリフ UVプロテクターベースエッセンス
手への紫外線による日焼けをしっかりと防いでくれて、しかも乾燥からも守れますので、この方法はおすすめです!
それでは今日はずいぶん長い記事となってしまいましたが、季節の変わり目、お元気でお過ごしください。
それでは、また次回までごきげんよう♪